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ワサワサは、ワサワサブログの本家に当たるサイトです。 本家では底面ろ過を基本とし、水草と浮草の間引きによる水換えなし長期安定飼育をおこなっています。 ワサワサの日である2010年3月3日に復活しました!
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両生類の致死率90%以上! 「カエル・ツボカビ症」日本上陸
両生類に感染する「カエル・ツボカビ症」という病気が国内で初めて確認されたそうです。

両生類殺すカビ国内初確認 関東地方で飼育のカエル(Web東奥1/12)
両生類絶滅させるカエル・ツボカビ症、国内で初確認(asahi.comサイエンス1/12)
ツボカビ症への警戒強化 動物園など対応に追われる(asahi.comサイエンス1/12)
カエル殺すカビ日本上陸、流行すれば絶滅の危機も(YOMIURI ONLINE科学1/12)
カエルの“殺し屋”「ツボカビ」上陸 関東で感染確認(SankeiWEB科学1/12)

カエル・ツボカビ症は両生類にのみ感染し、治療しない場合の致死率は90%以上、感染力も強く野外に広がると根絶することは不可能という恐ろしい病気です。
今回感染が確認されたのは東京都内で個人が飼育している中南米産のカエル、昨年11月から12月にかけて飼育生体11種35匹中14匹が次々と死亡し、その後の検査でカエル・ツボカビ症と確認されたそうです。10月に購入した中南米産のカエルが感染源とみられているらしい。
また今年に入ってからの調べで関東地方のペット小売店の中南米産のカエルが陽性と分かったらしく、知らない内にカエル・ツボカビ症が日本国内で広がりつつあったようにも思われます。
カエル・ツボカビ症の「ツボカビ」は真菌、俗に言うカビの仲間であり、「キチン」「セルロース」「ケラチン」などを栄養源とするそうです。カエルでは皮膚で繁殖し、オタマジャクシでは口で繁殖するとのこと、また淡水エビへの感染も確認されているらしい。
元の宿主はアフリカツメガエルで、アフリカツメガエルは共生関係にあるらしく発症しないと言われています。またアフリカツメガエルの近縁種も発症しない可能性があり、それ以外でも種類によっては死なないケースも0ではないようです。
感染する宿主がいない状態でも野外で最長7週間も生き延びるらしく、生体間の接触のみならず飼育水経由での感染もあるそうです。これはツボカビを含んだ飼育水を野外や排水口に捨てるだけでも自然界への感染が広がる可能性があることを意味します。

もし日本の自然界にツボカビが流出した場合、ただでさえ環境悪化の影響を受けやすいカエルが激減や絶滅する可能性もあります。
カエルが激減すれば、それを餌にしている生き物の数も減ります。カエルの減少によりカエルを主食としていた生き物も絶滅の危機に瀕するわけです。
またカエルが減ることで、カエルの餌となっていた虫などが大繁殖する可能性もあり、病害虫の大発生も起こりえるわけです。
そのように考えると、ツボカビが日本の自然下に流出すれば単にカエルやサンショウウオの絶滅だけでは済まずに、多くの生物の絶滅や激減、病害虫の大発生等の自然のバランスを崩す恐れが非常に高いわけです。

またこれには別のストーリーも考えられます。
日本在来種の両生類の絶滅し、その代わりにウシガエル(特定外来生物)が大繁殖する可能性です。
ウシガエルはツボカビに抵抗性をもっていると言われており、他のカエルがいなくなることでエサを独り占めして大繁殖する可能性は非常に高いと言えます。
そうなれば日本本来の生態系の一部が姿を消すことになるわけです。

したがってツボカビは日本の自然下には絶対に持ち込んではならないのです。


しかしながら幸いにも、ツボカビの自然界流出は水辺の生き物を飼育している人達の努力次第で防ぐことが可能です。

まずは飼育している両生類の様子がおかしかったら獣医師に相談することです。
ツボカビに感染しているかどうかには専門機関での検査が必要ですが、個人では検査依頼できないので獣医師に相談する必要があります。
症状はその種類によって様々ですが、食欲不振や沈鬱状態がまず起こることが多いそうです。他に理由が見当たらないのに今までよりも動きが鈍くなったり、あるいは反射行動が鈍い場合などには注意が必要です。
また症状が現れないで突然死するケースもあるそうですし、一部のカエルなどでは発症しないらしいのでその点にも注意を要します。

もし感染していた場合にも治療が可能です。他の生体への感染予防法もありますので、そういう意味でも獣医師への相談が必要だと思います。
感染した生体を飼いたくない場合には引きとってもらうことも可能、これについても要獣医師へ相談すると良いでしょう。
とにかく屋外に逃がすことだけは絶対にしてはいけません。

生体が死んだ場合には、焼却処理が望ましいです。
無理な場合にはビニールなどに密封し生ゴミ(燃えるゴミ)として処分します。

屋外に埋めたり放棄したりすることは絶対にしてはいけません。

新しくカエルなどを購入した場合には、60日間程度は隔離飼育した方が望ましいです。これは感染を防ぐ為の施策です。
その間に発症の疑いがあれば獣医師へ相談し、問題が無ければ通常の飼育へと移行します。

感染の疑いがある場合には、道具や飼育水、また手などの消毒も必要です。
消毒には薬剤による消毒、もしくは熱湯消毒を用います。
薬剤による消毒の場合には「アンテック ビルコンS」が有効だそうです。アンテック ビルコンSは手の消毒にも道具など消毒にも使えるそうです。
また手の消毒用には「5%ヒビテン液」が有効。
道具や飼育容器の消毒には「オスバン」や「塩素系消毒薬(俗に言うハイターなど)」が有効だそうです。
また飼育水の消毒にも塩素系消毒薬が有効とのこと。
熱湯消毒は50度以上の温水に漬け込めばOK、こちらは飼育水や手の洗浄よりは、道具や水槽などの消毒時に有効でしょう。

これらのことは両生類飼育者だけではなく、両生類を飼育していた水が混入しているかも知れない飼育環境にもいえることです。
それらの場合には水換え等で飼育水を捨てる場合にはハイターで消毒するなどして廃棄するのが望ましいと言えます。


カエル・ツボカビ症は飼育者や取扱店舗などの努力で、ある程度自然界への流出は防げると思います。
しかしその為には、熱帯魚店やアクアリストに広く認知してもらうこと、そして責任を持った飼育をすることが必要です。
このことは何も特別なことではありません、実際には病気などがなくとも飼育生体を野に放つことはしてはいけないことなのです。

一人一人の行動が日本の自然を壊す可能性がある、全ての飼育者はその責任を背負っているということを自覚しなくてはならない、そう思います。

▼参考リンク▼
社団法人 日本獣医学会
ツボカビ症対策解説(PDFファイル)
ツボカビ病Q&A(PDFファイル)
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| - | 2007/05/31 3:48 AM |
カエル・ツボカビ病…水辺の生き物を扱う人ならまずは読んで欲しい
両生類の致死率90%以上! 「カエル・ツボカビ症」日本上陸(ワサワサブログ1/13) 両生類殺すカビ国内初確認 関東地方で飼育のカエル(Web東奥1/12) 両生類絶滅させるカエル・ツボカビ症、国内で初確認(asahi.comサイエンス1/12
| みどりうかブログ | 2007/01/13 2:37 AM |